職場環境Workplace

株式会社 佐々木組

ワーク・ライフ・バランスの実現を目指して

当社では、社員一人一人が、
仕事と生活の調和を実現できるよう、
様々な取組を行っています。

次世代の担い手育成

 当社では毎年3~5名が新卒入社しています。入社後は、先輩社員のもとでの実務を通じて、基礎力を身に付けます。資格取得支援制度や研修の機会を通じて、スキルアップできる環境も整っており、社員は技術力向上に励んでいます。

 また、就学中の生徒・学生に対し、インターンシップの受入や出前授業、現場見学会を積極的に行っています。実際に仕事の様子を見て、体験してもらうことで、建設業に興味を持っていただけたら幸いです。

先輩社員の指導の様子

インターンシップの様子

現場見学会の様子

休日取得促進のための取組

 当社では、完全週休2日制、年次有給休暇の計画付与による休日取得の促進や、ノー残業デーを実施しています。また、特別休暇についても、結婚休暇(本人7日)や、男性社員が取得出来る出産休暇(1日)等の制度が充実しています。

 建設業は生活インフラを構築する重要な産業であり、工期を軸とすることから、休みが取りにくい特性にあります。そのため、休日取得と業務遂行のバランスを取ることは難しいながらも、工程管理が非常に重要です。当社の建設現場では、毎月現場単位で休日計画表を作成することで休日管理をし、それに基づいて作業計画の見直しを行っています。また毎日行われる職長会を通じて、1日単位での細やかな動きを計画し、1日の中での休息時間も確保できるよう日々努めています。

私は佐々木組に転職する前、モデルハウスで注文住宅の営業をしていましたが、土日祝日休みの取りにくい業種でした。実家に近い会社で、平日に働ける環境を希望していたので、佐々木組の職場環境は魅力に感じました。小さい子供が2人いるので、休日の確保によって子育ての参加がしやすくなりましたし、翌週への英気を養う時間も取れると感じています。

(営業部・男性)

ライフステージに応じた
働き方実現のための取組

 子育て中の親、働く意欲のある女性、自身の治療や介護を必要とする家族を持つ従業員など、それぞれの状況に応じて多様で柔軟な働き方ができるよう制度の整備に努めています。育児・介護休業制度の他、有給の看護・介護休暇は、時間単位、半日単位、1日単位での柔軟な取得が可能です。また、定期的な個人面談の実施等により、自身の置かれた状況や想いを伝えやすい環境づくりをしています。育児・介護に関する各種制度については、担当者が個別に説明するため、不安なく計画を立てることができます。

私は、子供が1歳に達するまで育児休業を取得し、職場に復帰後は時短勤務をしています。はじめは1時間短縮して働いていましたが、現在は30分の時短になりました。子供が小さいうちは身支度にも時間がかかるし、保育園へ送迎をしてから出勤していることもあり、出勤時間を遅くできるのは助かります。また、職場の皆さんの理解にも感謝しています。

(機材部・事務職・女性)

安全と健康の促進

 建設現場では安全衛生管理のため、定期的に現場パトロールを実施し、現場内ではリスクアセスメントを行っています。危険予知訓練や、 実際に現場で経験したヒヤリ・ハットの報告を全社向けに発信することで、事故予防に繋がっています。また協力会社の皆さんと共に、年に1度安全衛生大会を開催し、安全意識の向上に努めています。60年以上も続くこの安全衛生大会では、毎年、優良作業所、優良作業所職長、安全標語の表彰を行っています。

 労働災害を防止し、質の高い仕事をしていくためには、健康管理は欠かすことができません。毎朝のラジオ体操、定期健康診断、特殊健康診断、ストレスチェック等の実施に加え、健康をテーマとしたセミナーに担当者が参加し、健康経営への知識を高めています。更に当社では独自のリフレッシュ活動支援を行っており、ランニングやゴルフ等、業務外でのリフレッシュ活動の支援としての経費補助を行うことで、リフレッシュの促進を応援しています。

安全衛生パトロール

第65回安全衛生大会(2019年)

あっぴリレーマラソン参加

男女共に働きやすい職場づくり

 当社の平均勤続年数は20.2年。男女差なく、長い勤続年数が築かれています。

 男性社員は全体の8割。女性社員は全体の2割で殆どが事務の仕事を担っています。最近では徐々に女性技術者も増えてきており、各建設現場では男性社員の計らいにより、女性用の設備が設置されており、当社資機材センターでも大規模な整備工事を行いました。男女共に能力を発揮し、活躍できる建設業界を作れるよう取り組んでいます。

女性技術者と働くことで、言葉遣いを意識するようになりました。男性だけの職場だった頃と変わり、柔らかみのある雰囲気になったうえに、同僚も協力業者のみなさんも、以前より私の言葉にもよく耳を傾けてくれるようになったと感じています。 

(建築部・男性)

やはり男性が多く体を動かして働くことが多い職場なので、どうしても頑張らなくてはと思いすぎた時期もありました。上司や同僚と素直にコミュニケーションを取り、お互いを補完し合える関係づくりが重要だと感じています。

(建築部・女性)

男性の職場というイメージが強い建設業。女性が活躍することで男性社員の助けになりたいと思います。家事、子育て、介護しながらでも働ける環境は、誰もが安心して働くことができ、地域社会に貢献していくうえでの基盤だと思います。

(総務部・女性)

女性技術者が現場に加わったことにより、今まで設置したことのなかった更衣室を設置したり、手洗いや事務所まわりの衛生面に配慮する等、職場と自分自身の意識も変わってきました。男性の多い建設業でも、最近では女性の働きやすい環境が築かれてきていると思います。

(土木部・男性)

日本健康会議「健康経営優良法人2021」

日本健康会議
「健康経営優良法人2021」
令和3年3月4日認定

「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として認定を受けました。昨今の健康に対する意識の変化に応じ、健康投資を進めてまいります。

厚生労働省 「えるぼし」

厚生労働省
「えるぼし」
令和2年12月21日認定

女性の活躍推進に関する状況が優良な事業主として、最高位の3段階の認定を受けました。今後も一人一人の個性と能力を発揮できる職場環境づくりを目指してまいります。